
今までの常識はまちがい!冷やした炭水化物なら食べても太らないワケとは…?
2018年02月23日更新 karin 4905 view
お米や麺類などの炭水化物は美味しいですよね。でも、ダイエットの敵だから…と無理して制限をしている方はいませんか?そんなことをしなくても、炭水化物は冷やして食べると太りにくくなるんです。その理由を詳しくご紹介します。
炭水化物を食べても太らない!?
炭水化物は冷やすことが大切!
炭水化物は冷めると「レジスタントスターチ」という難消化性でんぷんに変化します。
レジスタントスターチは食物繊維のような役割をしてくれるので、糖や脂質の吸収を抑制して太りにくくしてくれます。
また、腸内環境を整える働きや、空腹を感じにくくさせる働きもあります。
一般的に食物繊維はミネラルの吸収を妨げると言われています。
しかし、レジスタントスターチは食物繊維のような役割をしてくれるものの、ミネラルの吸収を妨げることがないので、ミネラル不足によるイライラや貧血への危険性も低くなります。
レジスタントスターチは、加熱調理をした後に冷やすことで生まれます。
レジスタントスターチが1番増える温度は冷蔵庫の温度で、4~5℃と言われています。
そのため、凍らせても効果はないので注意をしてください。
電子レンジで温めるのは禁止ですが、冷蔵庫で冷やしたものを常温に戻す程度であればレジスタントスターチの量は減らないのでご安心を。
レジスタントスターチの多い食材とレシピ
1.芋類
じゃがいもは加熱調理をしてから冷やすことで、レジスタントスターチの量が2倍以上になります。
カボチャやサツマイモにも多く含まれています。
ポテトサラダ、ビシソワーズ(じゃがいもの冷製スープ)、煮物、大学芋、スイートポテトなどにして食べるのがおすすめです。
2.米類
米類の中で最もレジスタントスターチを多く含むものは、タイ米です。
タイ米は日本米よりもレジスタントスターチが多く含まれているので、ダイエットにはぴったり。
米類は、粘り気の少ないものの方がレジスタントスターチを多く含む傾向にあるため、粘り気の少ないものを選ぶようにしましょう。
もち米よりは日本米、日本米よりはタイ米がおすすめです。
タイカレー、おにぎり、お寿司、冷製リゾット、お茶漬けなど、レパートリーが豊富なのも嬉しいですね。
3.麺類
番外編.小豆
なんと小豆には、お米の20倍以上のレジスタントスターチが含まれています。
そのため、ダイエット中に甘いものが我慢できないときは、「和菓子」で乗り切りましょう。
ただし、和菓子は砂糖をたっぷり使っているので、本当に我慢ができないときのみにしましょうね。
いかがでしたか?
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